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  • 執筆者の写真元気牧師

9月16日(金)



【聖句】


アブラムは、主の言葉に従って旅立った。


(旧約聖書・創世記12章4節)



【黙想】


信仰の父と呼ばれるアブラハム。

彼は主なる神に「私が示す地に行きなさい」と語りかけられると、

その主の言葉に従って旅立ちました。


後に新約聖書では彼のそのような振る舞い、生き方について、

次のように記されています。


信仰によって、アブラハムは、
自分が財産として受け継ぐことになる土地に
出て行くように召し出されると、
これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。
(新約聖書ヘブライ人への手紙11:8)

聖書は、アブラハムの決断の動機を、

「信仰によって」と指摘しています。


信仰。

それは、その相手であるお方、主なる神様への「信頼」に他なりません。


行先を知らなくても、

主なる神様を知っている。


そして主なる神様が示し与えてくださる地は、

必ず良い土地である、と信じている。


だから、アブラハムは旅立つことができたのです。


私たちは明日、自分がどうなるのか知りません。

しかし、私たちに明日を与えてくださる方がどなたで、

どのようなお方であるかを知り、

その方を心から信頼しています。


だから明日のことを思い煩う必要は、

本当は、ありません。


信仰によって、主の言葉に従って踏み出すならば、

その旅路の祝福は確約されているのです。



【小さな祈り】


主よ、

私たちは何一つ知りません。

明日のことを。

しかし私たちは知っています。

私たちに明日をお与えくださる方を。

それは主よ、あなたです。

あなたが私に下さるものは、

わたしにとって最善のものです。

*あなたの言葉で祈りを続けましょう。

アーメン。






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