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  • 執筆者の写真元気牧師

8月13日(土)


【聖句】


もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、

『主がお入り用なのです』と言いなさい。


(新約・ルカ19:31)



【黙想】


土曜日です。いつもより少し時間がありますか?

ほんのちょっと聖書を読んでみましょう。

・・・イエスはこのように話してから、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。そして…二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、引いて来なさい。もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。」

弟子たちが村に入ると、イエスさまがおっしゃったとおり

子ろばがつないであるのを見つけた。

そしてこれもイエスさまがおっしゃったとおり、

貸ろば屋の主人は「なぜほどくのか」と尋ねてきた。


主人たちは、弟子たちの行為の理由が分からないのです。

「おいおい、なぜ、何のために、そんな小さな子ろばをほどくのか?」


でも正直、当の弟子達だって分からないのです。

「なぜイエスさまはこんな子ロバをご所望なのか??」


しかし彼らは、自分たちの考えではなく、

イエスさまから言われたとおりに答えました。

「主がお入り用なのです。」

兄弟姉妹。

「なぜそんな子ろばを?」と聞かれて、

その子ろばだけを見ていれば分からないのです。

分からないどころか、

「きっと何かの間違いだったのだ」という結論に必ずなるのです。


「なぜ子ろばなのか?」と問い詰められた弟子達は、

きっと彼らだけだったら、「やっぱ間違いだよな、こっちにしよう」と

立派なろばを連れて行ったかも知れません。

まるで蛇に「本当に神がそんなことを言ったのか」と言われた時のエバのように。


しかし主イエスは、すべてご存じでした。

だから前もって、

「そんな言葉を言われたらすぐさま『主がお入り用なのです』と言いなさい」とお命じになったのです。


大切なことは、この子ろばに何が出来るか出来ないか、ではありません。

大切なのは、主が必要としておられるということ。これだけ。

主の選びの中で見つめないと、すぐさま私たちは自分を見失います。


だから、考え込むのではなく、悩むのではなく、

すぐさま「主の用なり!」と御言葉を宣言する。聖句で言い切る。

これに限るのです。



【小さな祈り】


主よ。

あなたはご自身で何事でもおできになるのに、

あえて私たちと共に御業をなすことをお選びになる方です。

私たちを用い、私たちを通して栄光を現すことを

喜びとしてくださる方です。

私の弱さ。小ささ。愚かさ。

それらを通して、あなたが栄光を現されるのです。

どうか私が、

「私なんか相応しくない」と高ぶることがありませんように。

「お前などに何ができる」と悪魔が囁くとき、

「主の用なり!」と宣言して駆け出すことができますように。

*あなたの言葉で祈りを続けてください。・

アーメン。


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