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  • 執筆者の写真元気牧師

10月18日(火)



【聖句】


わたしが、あなたの神、主。…

あなたの口を大きく開けよ。

私がそれを満たそう。


(旧約聖書・詩編81編11節[新改訳])



【黙想】


フラフラと繰り返し道に迷い、

神ならぬ神を慕って偶像礼拝に陥り、

そのたびに大きな失敗と苦難を被ってきたイスラエルの民。


そんな民に対して主はこうおっしゃるのです。


あなたのうちに、ほかの神があってはならない。
あなたは、外国の神を拝んではならない。
わたしが、あなたの神、主である。
わたしはあなたをエジプトの地から連れ上った。
あなたの口を大きくあけよ。
わたしが、それを満たそう。

雌鶏がその雛にすべてをあたえることをためらわないほど、我が子を愛してやまないように、主は神の民のためにすべての必要に答え、

必ず彼らを養うことを自らに課しておられます。

ご自身の名にかけて、主はその民を満たしてくださいます。


問題は、民がその恵みを受けとるために、

主に向かって全幅の信頼を言い表して口を大きく開けることせず、

神に背を向け続けていることです。


主の御言葉はこう続きます。


しかしわが民は、わたしの声を聞かず、
イスラエルは、わたしに従わなかった。
・・・
ああ、ただ、わが民がわたしに聞き従い、
イスラエルが、わたしの道を歩いたのだったら。
わたしはただちに、彼らの敵を征服し、
彼らの仇に、わたしの手を向けたのに。

兄弟姉妹、

全幅の信頼と、天真爛漫な期待をもって、

主に向かって大きく口を開いてほしいのです。


それは勇気がいることです。

最初は特にそうです。


でも、主の養い、主の恵みを味わうほどに、

私たちは主のご意志が真実であり、

主は本当に生きておられることを肌と腹で味わい知るのです。


せっかく礼拝でマスクをしているのです。

讃美歌を歌うとき、この際、

顎が外れるくらい口を大きく開けて歌いませんか。

そして大きな声で歌いませんか。


声を出す。

自然と、息を吸う。

主に向かって歌うために息を吸う、

その度ごとに、

主の息が、主の恵みが、からだ全体に。


巣に居並び、口を大きくあける雛鳥たち。

まるで聖歌隊のよう。



【小さな祈り】


主よ、

あなたの恵みが足りないなんてことはあり得ません。

あなたの恵みはいつも溢れています。

私が、受けとり損ねているのです。

私が、口を、心を、閉ざしているのです。

ああ主よ、どうか、雛鳥たちのように、

期待と信頼を込めて口を開き、

歌い、祈り、待ち望むことを得させてください。

*あなたの言葉で祈りましょう。

アーメン。




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