top of page
  • 執筆者の写真元気牧師

1月27日(金)




【聖句】


あなたがたは、

心を騒がせないがよい。

神を信じ、

またわたしを信じなさい。

=イエス・キリストの言葉=


(新約聖書・ヨハネによる福音書14章1節[口語訳])



【黙想】


神学校を卒業し、

最初に赴任した教会でのこと。


教会員の男性が急に、

(死はいつも突然ですが…)

病院のトイレで亡くなられたのです。


夜、たしか夕食後でしたか

連絡を受けてすぐに駆け付けました。


牧師として初めて、

死の現実と相対しました。


目の前にはなきがら。

周囲には動転する家族。


放り出されたような若い牧師…。



わたしはあの夜、

あの畳の部屋の枕辺で

ヨハネ福音書14章を読みました。


主イエスが、

天の父なる神の家に

私たちのための場所を用意すると

約束してくださった場面。


その箇所の冒頭の言葉が

今日の聖句です。


 あなたがたは、

 心を騒がせないがよい。

 神を信じ、

 またわたしを信じなさい。


そこにいる家族への言葉でありつつ、

何を隠そう、

私自身への言葉として

主イエスのこの言葉が、

力強く、慰め深く、

響き渡りました。


あのときの響きは

忘れられません。


兄弟姉妹。

心騒ぐ夜に、

主イエスの優しくも力強い御声が

あなたの部屋にも響き渡ります。


あなたがたは

心を騒がしてはなりません。

神を信じ、またわたしを信じなさい。



【小さな祈り】


主よ!

主の御言葉よ!

わたしの騒ぐ心が、

あなたの力強い御声によって

治められ、鎮められ、

圧倒的な主の平安のなかに

引き戻されますように。

心が揺り動かされるとき、

どうかわたしが顔をあげ

愛と力に満ちた

あなたの御顔を拝することを得させてください。

*あなたの言葉で祈りましょう。

アーメン。



閲覧数:41回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page