【聖句】
わたしの魂よ、主をたたえよ。
わたしの内にあるものは
こぞって聖なる御名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何一つ
忘れてはならない。
(旧約聖書・詩編103編1~2節)
【黙想】
体に病と破れをかかえ、
悲しみの涙の中にある人よ。
わたしはあなたが
祈りの人である知っています。
祈るよろこびも、
祈られる慰めも、
あなたは身をもって
知っているはずです。
それでもなお、
心の内に悲しみが居座り、
深い淵の底に沈み込むような
思いに満たされてしまう、
そんな日もあると思います。
私には、そのようなあなたを
たちどころに慰める言葉を
届けることはできません。
模範解答のような聖句を
書き送って、
心の痛みを毛羽立たせることも
したくありません。
なので、
自分が辛く苦しかったときに
示されたこと、
疑いや恐れや心配や痛みを
引きずったまま、
それでもなお顔をあげて
し続けたことを、
あなたに伝えてみようと
思ったのです。
なんだか少し荒療治のように
思うかもしれません。
でも私は、
これによって変えられました。
別にこれは
効薬というわけでもありません。 やってみるか否かは、
あなたに委ねます。
難しいことではありません。
神様に向かって
語りかける祈りを一度
とめるのです。
そして、
自分自身に向かって、
自分の心、
自分の魂、
自分の肉体、
自分自身の内なるすべてのものに
向かって、
主の名によって
次のように命じるのです。
ひたすら。ひたすら。
何度も、何度も。
一つ、申し上げます。
必ず声に出してください。
念じるだけではいけません。
声に出してください。
恥も外聞も捨てて、
声を出してください。
【小さな祈り】
わが魂よ、主をたたえよ!
わが魂よ、主をたたえよ!
わが魂よ、
主の聖なる御名をほめたたえよ!
わたしの内にある
すべてのものよ、
主をほめたたえて歌え!
骨よ、細胞よ、
主に造られたものよ、
主を讃美せよ!
わたしの一生を
良いもので満たしてくださる主の
恵みを何一つ忘れてはならない。
主は良いお方。主は良いお方。
その恵みは私に対して十分。
その憐みは日ごとに新しい。
わが魂よ、歌え!
わが心よ、主をほめたたえよ!
思い起こせ、神の真実を。
思い出せ、
主の良くしてくださったことを。
わが魂よ、再び安らうがよい。
主があなたに報いてくださる。
主は必ずあなたを持ち上げ、
そこから引き出してくださる。
・
・
*何度でも何度でも、
気がふれたのかと
思われるくらい、
あなたの魂に向かって
語り掛かけ続けてください。
おっくうかもしれません。
気が進まないかもしれません。
でも祈りは、
気が進むか進まないかで
するかしないかを
決めるものではありません。
心は打ち沈んでいても、
祈ることを選び取ることです。
祈る気持ちになったから
祈るのではありません。
とにかく祈りはじめる。
すると少しずつ、
祈りの心が燃やされていくのです。
最初の30秒を、
いや、最初の10秒を
乗り越えてください。
そうすれば祈りは
そこから深められていくはずです。
聖霊があなたを
強めてくださるように―。
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