【聖句】
神にとって不可能なことは一つもありません。
（新約聖書・ルカによる福音書1章37節[新改訳]）
【黙想】
救い主の母となるべく
選ばれたマリア。
受胎告知にうろたえる彼女に
天使が最後に宣言した言葉。
神にとって不可能なことは
一つもありません。
以前仕えていた教会で
会堂建築事業に乗り出そう
していたとき、
うろたえ、迷いの中にあった私に
繰り返し迫ってきた御言葉は、
わたしにできると信じるのか。
というマタイ9:28の主イエスの言葉と、
今日の聖句、
神にとって不可能なことは
一つもありません。
との御言葉でした。
私たちは、
神の全能を信じ告白していながら
自分や世の常識で
「無理」「不可能」と
されていることについて
あまりにもたやすく
受け入れすぎていると思います。
現代医学は言うでしょう。
「この病気は治りません。」
あなたの常識は言うでしょう。
「この人は変わらない。」
だから祈らない。
この病を癒してください。
この人を救いに導いてください。
たしかに、
そう祈ったからといって
100％病気が癒される、
確実にその人が変わる、
ということにはならないかもしれない。
でも聖書は言っています。
神にとって不可能なことは
一つもありません。
神様には、
おできになるのです。
そのことをなすか、
なさないか、
いつそれをしてくださるか、
それは神さまが最善をご判断されます。
神は癒すことができます。
どんな病であっても。
もし癒されないなら、
あるいはすぐには癒されないなら、
それは、そのほうが
より神の栄光となり、
よりその人と神の関係が深まると
主がご判断なさったからです。
そしてもしそうなら、
主は、
あなたにそのように伝え、
そのように確信させ、
それに耐えられるように
恵みと力を日々くださいます。
だからあなたは、
祈るべきです。
厳しい言い方をします。
治らない、と言われたから
祈らないとすれば、
それは神に対して
罪を犯すことになります。
祈らない、というのは、
神に対して何もしない、
何も言わないということではなく、
神様に向かって、
「あなたには癒せない」
「あなたにはできない」と言っていることになります。
だからあなたは祈るべきです。
その祈りがどのように
聞き上げられるかは
はかり知れない神様の
お考えにゆだねて。
忘れないでください。
神に不可能はないこと。
神に祈らないことは
神を偽り者にすることだということ。
祈ってみるのです。
祈って、
主が何をしてくださるか待つのです。
【小さな祈り】
主なる神様。
あなたににとって
不可能なことは一つもありません。
どうか私が、
世の常識や学問、
自分の内なる可能性や経験で
あなたを小さくすることが
ありませんように。
「無理だよ」
「そんなばかな」
「ありえないよ」
…主よ私が自分の内なる声よりも
あなたの御声を選び取り
神の可能性の中に
踏み出していくことを得させてください。
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＊あなたが不可能と思いこんでいることを主に告白し、委ねてください。
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アーメン。