【聖句】
幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、
罪人の道に立たず、
あざける者の座に着かなかった、その人。
まことに、その人は主のおしえを喜びとし、
昼も夜もその教えを口ずさむ。
(旧約聖書・詩編1編1節)新改訳
【黙想】
幼稚園にいると、ある時期に、
繰り返し同じ音楽が聞こえてくることがあります。
わけても今は運動会シーズン。
毎日同じダンスの曲が聞こえてくるのです。
不思議なものです。
何の気なしに耳にしているだけなのに、
繰り返し毎日聞いているからでしょう、
ふとした時にその曲やフレーズが
頭の中に流れてくるのです。
事務の先生にチラッとそのことを話すと、
「わかります~!」とのこと。
やっぱり、ふとした時に
園で聞いている曲や歌詞がフッと浮かんでくるそうなのです。
気づいたら、鼻歌で歌っている、とか。
やっぱりそうなんだ~と思いました。
約束の地を目の前にしたイスラエルの民に、
なぜモーセは次のように語ったか
問答無用でわかる気がします。
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聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。 今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。
(申命記6:4-9)
・・・・
子どもの体の70パーセントは、水でできています。
でも人は体だけではなく、
霊的な存在でもあります。
そして、わたしは思うのです。
人の霊は、100パーセント、「言葉」でできているのではないか。
そしてもしそうなら、
どんな「言葉」を聞くかが極めて大切なのだ、と。
・・・・
主のおしえを喜びとし、
昼も夜もその教えを口ずさむ
・・・・
家に座っているときも道を歩くときも、
寝ているときも起きているときも、
これを語り聞かせる。
・・・・
これをしるしとして自分の手に結び、
覚えとして額に付け、
あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記す。
・・・
子どもにも、自分自身にも。
御言葉が血となり骨肉となるように・・・。
鼻歌で詩編を歌い、
寝言で主の教えを口ずさむほどに・・・。
手始めに、聖句を部屋の壁に、ひとつ
貼ってみることからはじめてみては。
ちなみに、今朝の聖句には次のような約束が続きます。
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その人は、水路のそばに植わった木のようだ。
時が来ると実がなり、
その葉は枯れない。
その人は、何をしても栄える。
・・・・
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