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  • 執筆者の写真元気牧師

10月4日(水)




【聖句】


幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、

罪人の道に立たず、

あざける者の座に着かなかった、その人。

まことに、その人は主のおしえを喜びとし、

昼も夜もその教えを口ずさむ。


(旧約聖書・詩編1編1節)新改訳



【黙想】


幼稚園にいると、ある時期に、

繰り返し同じ音楽が聞こえてくることがあります。


わけても今は運動会シーズン。

毎日同じダンスの曲が聞こえてくるのです。


不思議なものです。

何の気なしに耳にしているだけなのに、

繰り返し毎日聞いているからでしょう、

ふとした時にその曲やフレーズが

頭の中に流れてくるのです。


事務の先生にチラッとそのことを話すと、

「わかります~!」とのこと。


やっぱり、ふとした時に

園で聞いている曲や歌詞がフッと浮かんでくるそうなのです。

気づいたら、鼻歌で歌っている、とか。


やっぱりそうなんだ~と思いました。



約束の地を目の前にしたイスラエルの民に、

なぜモーセは次のように語ったか

問答無用でわかる気がします。


・・・・

聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。 今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。

(申命記6:4-9)

・・・・



子どもの体の70パーセントは、水でできています。

でも人は体だけではなく、

霊的な存在でもあります。


そして、わたしは思うのです。

人の霊は、100パーセント、「言葉」でできているのではないか。


そしてもしそうなら、

どんな「言葉」を聞くかが極めて大切なのだ、と。


・・・・

主のおしえを喜びとし、

昼も夜もその教えを口ずさむ

・・・・

家に座っているときも道を歩くときも、

寝ているときも起きているときも、

これを語り聞かせる。

・・・・

これをしるしとして自分の手に結び、

覚えとして額に付け、

あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記す。

・・・



子どもにも、自分自身にも。

御言葉が血となり骨肉となるように・・・。


鼻歌で詩編を歌い、

寝言で主の教えを口ずさむほどに・・・。


手始めに、聖句を部屋の壁に、ひとつ

貼ってみることからはじめてみては。


ちなみに、今朝の聖句には次のような約束が続きます。


・・・・

その人は、水路のそばに植わった木のようだ。

時が来ると実がなり、

その葉は枯れない。

その人は、何をしても栄える。

・・・・






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