伊勢で最初の教会であり、幼稚園を併設して地域に開かれた教会として歩んできました。
「キリスト教は初めて…」「教会は初めて…」という方のための教会でありたいと願っています。
お気軽にお越しください。心よりお待ちしております。
三重県伊勢市にあるキリスト教会です。
ようこそ!
山田教会について
▶あゆみ
▶特 色
▶牧師紹介
山田教会のあゆみ

山田講義所設立から間もなく130年
私たちの教会の誕生には、明治初期に来日した米国カンバーランド長老教会の宣教師A.D.ヘールが深く関わりました。多くの困難を経て、1897年(明治30年)、伊勢神宮社家の出身で後にキリスト教の伝道者になった中須治胤(なかす・はるたね)の働きによって山田教会の前身である山田講義所が設立されました。その後も迫害や戦火、大きな災害など困難な時代と幾多の試練とを越えて今日に至るまで、山田教会は伊勢神宮のあるこの地で、聖書に記された神の言葉、キリストの福音を宣べ伝え続けております。
「十字瓦の教会」
土地柄、信仰ゆえの困難も味わってきました。明治末期に最初の教会堂を建てた際、屋根のてっぺんに高々と十字架を掲げることが信者たちの悲願でした。しかし当時の世相がそれをゆるしませんでした。それでも信者たちは、丸い軒瓦の一つ一つに祈りを込めて十字を焼き付け、信仰を証しました。1970年に会堂は建て変えられましたが、今でも会堂正面入口の壁面に当時の十字瓦が埋め込まれ、先達らの信仰と祈りを今日に伝えています。


常盤幼稚園と共に
わたしたちの教会は、婦人宣教師ジェッシー・ライカーの働きによって1913年(大正2年)に開園した常盤幼稚園と共に歩んできました。常盤幼稚園は伊勢はもとより三重県下でも最も歴史ある幼稚園の一つです。子どもを急かさず、型に押し込めず、その子の個性や才能を信じてじっくり「ひとりひとり」に寄り添う保育―。このような常盤幼稚園のキリスト教保育・幼児教育は各方面から高い評価を得てきました。また子ども達は小学校入学後も、卒園生のための学童保育や日曜日の教会学校で交流を続けることができます。幼少時代の友達はいつまでも宝物。「卒園しても友達に会える!」ーこの喜びは山田教会、常盤幼稚園ならではかもしれません。
山田教会の特色
生き生きとした礼拝、
豊かな讃美と祈り
わたしたちは、生き生きとした礼拝を捧げる教会でありたいと願っています。特に、礼拝の中心である「みことばの説教」を最も大切にしています。また、わたしたちは喜びに満ちた讃美を大切にしています。リードオルガンのあたたかな音色に導かれて捧げる讃美はもとより、クリスマスやイースター等の礼拝で響き渡る聖歌隊の歌声、そしてハンドベルクワイアのワーシップは山田教会の特色の一つでもあります。また私たちは、教会全体で心をあわせて祈ることを大切にしています。



牧師紹介
最初期の伝道を担った宣教師A.D.ヘール、1897年(明治30年)に山田講義所を設立した中須治胤以来、多くの伝道者が伊勢伝道のために尽力しました。1925年に独立教会となってからは冨山光慶牧師、冨山光一牧師、井ノ川勝牧師、そして渡部和使牧師・信子牧師が各時代の伝道を担いました。現在は、教会独立後第5代目の牧師として山口元気牧師が伝道にあたっています。

「たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、 私は今日りんごの木を植える」という言葉で知られているドイツのマルティン・ルターという信仰者。彼は宗教改革者としてたくさん苦しみや痛み、失敗や挫折を経験しました。そんな彼は「もうダメだ」と思い詰めるたびに繰り返し自分自身にこう言い聞かせていたそうです。「私は洗礼を受けているのだから大丈夫だ!」と。
私を愛し、私と共にいてくださる神を信じて生きる。それは私が全然大丈夫ではないとき、なおも「私は大丈夫!」と信じることができる人生です。あなたも教会で聖書の語る希望をお聞きになりませんか。どうぞ気負うことなく、ありのままのあなたでお越しください。心よりお待ちしております。

山田教会牧師 山口元気
やまぐち・げんき
東京神学大学大学院修了後、2008年から2020年まで宮崎県の都城城南教会牧師。2020年4月、山田教会牧師、学校法人山田常盤学園理事長・常盤幼稚園園長に就任。現在に至る。
好きなことは、園児たちと遊ぶこと、家族にご飯を作ること、自然の中でのんびりすること、写真を撮ること(ほとんど常盤幼稚園のInstagram用)。
牧 師 よ り
初めての方にも分かりやすく、ご高齢の方にも聞き取りやすい説教を心がけています。
礼拝・集会案内
讃美と祈り、そして聖書のみことばが響き渡る礼拝にどうぞお越しください。「教会は初めて」という方もどうぞお気軽にお越しください。お気持ちに配慮しつつ、必要に応じて案内係がサポート致します。お一人でもご家族でも、お久しぶりの方もご旅行中の方も、どうぞお集いください。
しゅじつ れいはい