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9月4日(日)

執筆者の写真: 元気牧師元気牧師


【聖句】


静まって、わたしこそ神であることを知れ。


(旧約聖書・詩編46編10節[口語訳])



【黙想】


新共同訳聖書では「力を捨てよ、知れ。わたしは神」と訳されている。

新改訳聖書では「やめよ。私が神であることを知れ」と訳されている。


力を捨てること。やめること。静まること。

捨てる、手を引く、手放す、降伏すること。

ただ静まるということではない。

8/22のイザヤ書の聖句を思い出してほしい。


お前たちは、立ち帰って

静かにしているならば救われる。

安らかに信頼していることにこそ力がある。


立ち帰って、静かにする。

静かにするとは、立ち帰ることだ。

神に立ち帰って、静かにする。

神が語れるのを聞く。

神が御座から立ち上がられる音を聞く。

そして神との関係を深めていく。

今日の聖句も同じ。

静まって「わたしこそ神であることを知れ」。

あなたは神ではない。あなたは神でなくてよい。

洗礼者ヨハネもはっきりとこう言った。

「わたしはメシアではない、わたしは救い主ではない。」


このように言えることが救いの始まり。

あなたが恐れ、惑い、静まるどころかせわしなくたち動いているとき、

それはあなたが、自分で自分を救わねばならないと思い込んでしまっているとき。

あなたが救い主であり、神であり、羊飼いであるかのように振る舞ってしまっているとき。


やめよ。私が神であることを知れ!



【小さな祈り】


主よ、

そうでした。

どう考えても、

わたしは神ではありませんでした。

それなのに、神になろうと、

ならねばと、思い込んでいたのです。


主よ、あなたこそが神。

私の神は、主よ、あなたです。

今、静まって、あなたが神であること、

わたしは神ではないことを思います。

*あなたの言葉で祈りましょう。

アーメン。


 
 
 

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