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執筆者の写真元気牧師

9月28日(木)



【聖句】


永遠の命とは、

唯一のまことの神であられるあなたと、

あなたのお遣わしになった

イエス・キリストを知ることです。


(新約聖書・ヨハネによる福音書17章3節)



【黙想】


聖書は辞書でも定義集でもないので、

「〇〇とはなんぞや」という

簡潔明瞭なセツメイは書かれていません。


しかし今日のこの箇所では珍しく、

イエスさまが「永遠の命とは」ということを

端的に語っておられるのです。


もちろん、単なるセツメイでも定義でもありません。

しかしこの短い言葉の中に、

大変本質的なことが言い表されているのです。



永遠の命とは、

唯一のまことの神であられる父と、

父なる神のお遣わしになった

イエス・キリストを知ることです。


ここでいう「知る」」というのは、

お勉強で身に着けた知識ではありません。


旧約聖書のアダムとエバを思い出してください。

彼らが父母を離れ、

二人が一体となること、一つの体となること、

このことを聖書では、

「アダムは妻エバを知った」と表現するのです(創4:1)。



神とキリストを、深く深く知る。

キリストと一つに結ばれる。


ここにかかわってくるのは、

私たちの知能とか技能ではなく、

知恵と啓示の霊である聖霊の力強いお働きです。


使徒パウロの祈りを思い出します。


・・・・

どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、

栄光の源である御父が、

あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、

神を深く知ることができるようにし、

心の目を開いてくださるように。

(エフェソ1:17-18)

・・・・


神を深く知るために、

心の目が開かれるように。

そのために、

知恵と啓示の霊である

聖霊が豊かに御働きくださるように。


イエスさまとわたしは一体、

私は神様と一つ、って、

本当に味わうことができるように・・・。


それこそが「永遠の命」の本質なのですから。








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