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執筆者の写真元気牧師

9月25日(日)



【聖句】


ダビデの子孫として生まれ、

死者の中からよみがえったイエス・キリストを、

いつも思っていなさい。


(新約聖書・テモテへの手紙Ⅱ2章8節[新改訳])



【黙想】


若き伝道者テモテ。

繊細な心。若さ。そして絶えざる牧会上の問題。

彼の心には常に数々の思い悩みが満ちていたことでしょう。

あの人のこと、この人のこと。

あの人の言葉、この人の眼差し。


パウロはそんなテモテにこう勧めます。


ダビデの子孫として生まれ、

死者の中からよみがえったイエス・キリストを、

いつも思っていなさい。


世を歩まれ、

世に打ち勝たれた、

主イエス・キリストを、いつも、思うこと。


これが悩みに打ち勝つための信仰的アドバイスです。


悩みの種である何か・誰かについていつも思っている、

これは×です。


反対に、忘れよう、忘れようと念じる、頑張る、

これも×。

考えないようにしよう、忘れようと思えば思うほど、

かえって考えてしまう、忘れられなくなってしまうからです。


いちばん良いのは、

〇〇について考えることをやめる、考えないようにする、

ということではなく、

イエス・キリストのことを思うことです。

もっとイエスさまのことを考えることです。


私自身、

ある時、心が沈み、人を恐れ、

魂がうなだれていたある日、

”職業柄”ではありますが、

いっとき、その日の祈祷会の準備に精を出し、

祈祷会で聖書の言葉を集中して語った後、

さっきまで心を占めていた悩みや恐れが

あとかたもなく消え去ってしまった、ということを体験したことがあります。

このような体験は一度や二度ではありません。


布団にもぐって讃美歌を熱唱するのでもいい。

ノートにひたすら御言葉を書きつけるのでもいい。

イエスさまの御名を唱えながら掃除機をかけるのでもいい。

御言葉を一つ握って散歩するのでもいい。


ある人は言いました。


礼拝すればするほど、

心配は減る。


そのとおりです。


イエス・キリストのことを、いつも思っていなさい。



【小さな祈り】


天の父なる神様。

誇張ではありません。

心の中で心配が洪水のようです。

まるでオセロの駒がパタパタ次々黒に変わっていくように、

心の中を、恐れが占めていきます。

イエス・キリスト。

イエス・キリスト。

イエス・キリスト!

あなたの御名を呼びます。

あなたの御名を呼び求めながら、

わたしの思いをあなたに向かって集めます。

(大きな声で)イエスさま!

わたしはあなたのもの。

あなたはわたしを守り通されます。

*ご自分の言葉で祈りを続けましょう。

アーメン。



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