【聖句】
ひとつのことを主に願い、
それだけを求めよう。
命のある限り、主の家に宿り
主を仰ぎ望んで喜びを得
その宮で朝を迎えることを。
(旧約聖書・詩編27編4節)
【黙想】
ダビデは、
たったひとつのことだけを
主に願い求めるのだと言っています。
考えれば考えるほどに、
大胆で思い切った決心ですよね。
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ひとつのことを主に願い、
それだけを求めよう。
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じゃあ彼は何を求めるのでしょうか。
こう記されています。
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命のある限り、主の家に宿り
主を仰ぎ望んで喜びを得
その宮で朝を迎えることを。
・・・・
主の家に宿る。
常に主の御顔を仰ぎ、
主の宮で朝を迎える、
すなわち一晩中、主のそばで過ごすこと―。
主ご自身のそばで、
主ご自身と親しく交わる。
一言でいえば、
「神様との親しい交わり」
あるいは「神様との親密さ」ということだと思います。
伊勢に来たばかりのころ、
急に以前の何倍も忙しくなって
心身にゆとりをなくしていた時期がありました。
そのころ出会った一冊の本があります。
すごく小さくて薄い本。
でも、今でも時折読み返す、
とても印象深い一冊。
チャールズ・スウィンドルという人が書いた、
『全能の主との親しい交わり』という本です。
この本に出合って以来、
私もまた「神様との親しい交わり」を第一にしたいと
願うようになりました。
これこそすべてだと思います。
そしてこの一点から、
力や知恵、勇気や忍耐、
その他のすべてのことが流れ出してくるのです。
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ひとつのことを主に願い、
それだけを求めよう。
命のある限り、主の家に宿り
主を仰ぎ望んで喜びを得
その宮で朝を迎えることを。
・・・・
私たちはしばしば、
神様からいただく「何か」ばかりを愛して、
神様ご自身から心が離れてしまうことがあります。
神様に仕えるための「奉仕」に心奪われるあまり、
神様ご自身に背を向けるという矛盾を犯します。
気づかぬうちに。
全能の主との親し交わり。
これこそが、すべてなのだと思います。
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