【聖句】
神に従う人は待ち望んで喜びを得る。
(旧約聖書・箴言10章28節)
【黙想】
尊敬する牧師の一人、
小島誠志先生(現・愛媛県久万教会牧師)と数年前に出会ったとき、
先生から贈っていただいた聖句が箴言のこの御言葉でした。
ブルーブラックの太字の万年筆で、
小島先生の人柄がにじみ出るようなおだやかな筆致で、
迷うことなく書いてくださったこの御言葉。
試練の日々を、
主よ、いつまで…と嘆きたくなるような時を過ごしていた私にとって、
この主の御言葉の約束は、
乾いたプランターの土が音をシュワシュワと立てて水を吸い込むかのごとくに、
わたしの心に浸み込んできました。
私たちは待ち望むのです。
その結果は、開けてみなければ分からない、
どっちに転ぶか分からない。
そうではありません。
私たちは待ち望んで、
「喜び」を得るのです。主の御手から。
あなたは、喜びへと向かっている。
たとえ今、どのような状況であっても、
あなたは喜びへと向かっています。
だから待ち望む。
待ち望んで、喜びを得る日が必ず来る。
その日を信じて、
ただ今日だけを生きる。
【小さな祈り】
主よ、救いの神よ。
私たちに喜びを与えることを望まれ、
喜びを与えることができる唯一の方。
私は信じます。
私は今、確かに喜びへと向かっていることを。
たとえこの目にそれが見えなくても、
たとえこの耳にその音が聞こえなくても、
あなたは私を導いて、
その日へと向かわせてくださっています。
今、あなたの御言葉につかまって、
信仰を告白し、祈りを捧げます。
主よ、どうぞ聞いてください。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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