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執筆者の写真元気牧師

9月16日(土)



【聖句】


お前たちのうちにいるであろうか

主を畏れ、主の僕の声に聞き従う者が。

闇の中を歩くときも、光のないときも

主の御名に信頼し、その神を支えとする者が。


(旧約聖書・イザヤ書50章10節)



【黙想】


ある人はこう言いました。


闇の中を、目を閉じて歩いていく。

これが信仰だ、と。


普通、私たちは

真っ暗闇の中に置かれたら

手をバタバタさせながら、

なんとか目を凝らして、

どこに何があるか、

危険がないかどいうか

ジタバタしながら歩いていくでしょう。


しかし信仰とは、

闇の中を、目を閉じて歩かせるものです。


・・・・

お前たちのうちにいるであろうか

主を畏れ、主の僕の声に聞き従う者が。

闇の中を歩くときも、光のないときも

主の御名に信頼し、その神を支えとする者が。

見よ、お前たちはそれぞれ、火をともし

松明を掲げている。

行け、自分の火の光に頼って

自分で燃やす松明によって。

・・・・



闇の中で、じたばたせずに、目を閉じる。

そして主を信じて、一歩を踏み出していく。


私たちは先々の見通しを立て、

これで大丈夫、って思えないと踏み出せません。


もちろん、しっかりと先を見通して

計画を立て、熟慮し、慎重に事を運ぶことも

とても大切なことです。


でも神様が私たちと共になさりたいことは、しばしば、

人間的に見れば見通しが立たず、

先立つものが何もないようなことなのです。


ここぞというときには、私たちは、

主の御言葉を信じて水の上に足を踏み出していったペトロのように、

主を畏れ、その御声に聞き従い、

闇の中を歩くときも、光のないときも

主の御名に信頼し、その神を支えとして

一歩踏み出したいと思います。


その「一歩」こそが、

最も主に喜ばれる信仰告白となるのです。







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