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執筆者の写真元気牧師

9月11日(月)



【聖句】


わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、

この上ない喜びと思いなさい。


(新約聖書・ヤコブの手紙1章2節)



【黙想】


もし、私たちの人生の「目的」が

自分の望むことを、

自分が望むタイミングで実現するということであるならば

試練というものはそれを妨害する「障害」でしょう。


ですから、それを最上の喜びとすることはできません。

いつまでもその喜びに浸っていたいなんてことはなく、

いち早くこの状況を打破し、抜け出そうとするでしょう。



しかし、私たちの人生の目的がある別のものであるとき、

聖書が言っているとおり、「試練」は最上の喜びとなりうるのです。


もし、私たちの人生の目的が、

「神を深く知る」ということであるならば、です。



試練やそれに伴う苦しみ、痛みは、

神と出会う応接間であるという言葉を聞いたことがあります。


神様が私たちに試練をお与えになるとすれば、

それは私たちを痛めつけ苦しめるためではなく、

主が私たちとより深く出会おうとしてくださっているのです。


それゆえ主は、試練に耐え忍ぶ力も必ず与えてくださいます。



今、試練のただなかにあるなら、

格好のいい、涼しい信仰生活など夢見てもしょうがない、

神様に、悶絶しのたうちまわる姿を見ていただこう。


きっと主は、あなたのために天使を遣わして力づけてくださいます。

ゲツセマネの夜のように。


そして、「助けて、助けて」と呼ばわりながら、

まず「今日」を生きると決めよう。


わたしも、今日を生きます。

あなたも生きて。










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