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執筆者の写真元気牧師

8月3日(木)



【聖句】


悪い言葉を一切口にしてはなりません。

ただ、聞く人に恵みが与えられるように、

その人を造り上げるのに役立つ言葉を、

必要に応じて語りなさい。


(新約聖書・エフェソの信徒への手紙4章29節)



【黙想】


「悪い言葉」の直訳は、「腐った言葉」。

悪い言葉とは、腐って悪臭がする言葉なのです。


この悪臭は、鼻では感じないかもしれませんが

私たちの魂はこの悪臭をもろに食らうのです。

そして心をむしばまれる。不快感を覚える。

ちょうど、ひどい悪臭をかがされたときのようにです。



忘れもしない、あれは学生時代のこと。

確かあれは夏場で、

エアコンのない部屋に死んでいた私は、

午後の熱い時間帯、涼しいモスバーガーで勉強をしていたのです。


そこへ5,6人のおば様たちのグループがやってきました。


結論から申し上げましょう。

彼女たちはテーブルにつくなり

延々と夫や息子、娘、友人知人の噂話と愚痴と不平不満を

互いにぶちまけ続けていました。


私はイヤホンの音楽のボリュームをおおきくしてなんとか耐えていましたが、

汚泥を飲まされているような気持ちになってヘトヘトになって、

ついには店を出てしまいました。


こんなの聞かされるくらいなら、

真夏の炎天下にいるほうがまだましです。


わたしは今でも覚えています。

そういう話をしている彼女たちの顔は本当に悪魔のような顔だった。

気のせい?いや確かにそうだった!


兄弟姉妹。

悪い言葉は一切、口にしてはいけない。やっぱりそう。


ある人はこう言います。

人間の脳は、「主語」を理解できないんだ、と。

だからあなたが他人に対する不平や愚痴を口にすると、

あなたの脳はそれを自分自身に対する言葉として受け取ってしまうのです。


逆に言えば、

あなたが人を建てあげる恵みの言葉を語るなら、

それはすなわち自分自身をも建てあげ、励まし、慰めることにもなるのです。


この仕組みは神さまの設計、主によるプログラミングでしょう。



裁き合う言葉が一切聞こえてこない

互いを建てあげる恵みの言葉が満ち溢れる教会でありますように・・・。





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