【聖句】
怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。
(新約・ローマの信徒への手紙12:11)
【黙想】
怠らずに励む。
「励む」という言葉はギリシャ語で、
「スプーデー」という言葉。
英語の「スピード」と関係する言葉ですね。
遅れないで、勤勉に、誠実に取り組む、というニュアンスです。
「怠る」という言葉はギリシャ語で、
「オクネーロイ」という言葉。
これは「遅らせる」という意味です。
すべきことを遅らせないで、
勤勉に、誠実に、取り組む。
当たり前のこと。でも、ホントは一番難しいこと。
「何かすごいことができるように」という祈りではなく、
「当たり前のこと、毎日の目の前のことに誠実でいられるよう助けてください」という祈りを、主は喜ばれます。
主が必要とされるのはヒーローではなく、
誠実な人です。
「霊に燃えて、主に仕える」ということは、
私たちのド根性からではなく、
聖霊によって与えらえる誠実さと、
そのようにして過ごす日々の歩みから自然と溢れてくるものです。
それは決して押しつけがましくなく、
颯爽としてて、
試練の中でもユーモアにあふれる魅力的な人柄を生み出します。
【小さな祈り】
主よ。
特別なことができなくて、
あの人のようにできなくて、
「ダメだ」と感じることが多いのです。
でもあなが喜ばれるのは誠実であること。
あなたの御旨を忠実に行うこと。
派手でなくても。
注目されなくても。
評価されなくても。
主よ。
私の喜びが、
もっと静かで穏やかなものとなりますように。
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*続けてあなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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