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  • 執筆者の写真元気牧師

8月13日(日)



【聖句】


わがたましいよ。

主をほめたたえよ。

主の良くしてくださったことを

何一つ忘れるな。


(旧約聖書・詩編103編2節)新改訳



【黙想】


ある人は言いました。


 神からの祝福を数えることに集中すれば、

 他のことを数える時間はほとんどなくなります。


その通りだと思います。


幼稚園の子どもたちの祈りを聞いていると、

そのほとんどすべてが

「ありがとう」の祈りであることに気づきます。

子どもたちは一生懸命思い巡らして、

そのときの、その日の、「神さまへのありがとう」を探すのです。

ありがとうで溢れかえるその祈りは、

何か私たち大人が忘れている祈りの姿勢を

教えてくれているような気がします。


詩編103編がどのような背景、場面で詠まれたものかわ分かりません。

しかし、ダビデの多くの詩編がそうであるように、

この詩編もきっと何かの困難や苦しみが背景にあるのでしょう。


「わが魂よ、主をほめたたえよ!」と、

自分自身の魂に命じているのです。

放っておけばうつむいてしまうような、

不平やつぶやきがこぼれ落ちるような状況だったのでしょう。


しかし彼は、自らの魂に讃美を命じ、

さらに具体的なこととしてこう言いました。


「主の良くしてくださったことを、何一つ忘れるな」と。


苦しいときこそ、

主の恵みを数えたい。



詩編77編を思い出します。

苦しみの中で、試練の中で、詩人はこう決心します。


 わたしは主の御業を思い続け

 いにしえに、あなたのなさった奇跡を思い続け

 あなたの働きをひとつひとつ口ずさみながら

 あなたの御業を思いめぐらします。


そして彼は、モーセにまでさかのぼりつつ

主の御業を思い、口ずさみ、思い巡らしながら

魂を回復させていったのでした。







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