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執筆者の写真元気牧師

6月22日(木)




【聖句】


わたしはあなたがたを友と呼ぶ。

父から聞いたことをすべて

あなたがたに知らせたからである。


(新約聖書・ヨハネによる福音書15章15節)



【黙想】


何気なく読み流してしまうには

あまりにも驚くべき

御言葉ではないでしょうか。


主イエスが弟子たちに、

あなたがたを「友」と呼ぶ

とおっしゃった。


御言葉の全体は次の通りです。


もはや、わたしは
あなたがたを僕とは呼ばない。
僕は主人が何をしているか
知らないからである。
わたしはあなたがたを友と呼ぶ。
父から聞いたことを
すべてあなたがたに
知らせたからである。
あなたがたがわたしを
選んだのではない。
わたしがあなたがたを選んだ。
あなたがたが出かけて行って
実を結び、その実が残るようにと、
また、わたしの名によって
父に願うものは何でも
与えられるようにと、
わたしがあなたがたを
任命したのである。

一つのポイントは、

父から聞いたことを
すべてあなたがたに
知らせた

という部分だと思います。


友。それは、語らうものです。

言葉を交わす。

共に座って深い話をする。

心と心を触れ合わせる。


簡単なことではなでしょうが、

複雑なことでもないでしょう。



ある牧師が、

伝道牧会に失敗し、挫折し、

失意のうちに先輩牧師を訪ねました。


彼は先輩の老牧師に

こう聞いたそうです。


「先生、主は人を

 えこひいきなさるのでしょうか。」


すると老牧師は

次のように答えたそうです。


「とんでもありません。

 そんなことは決して

 ありませんよ。

 ただ、主は、親しい友を

 持ちたいと切に望んで

 おられるだけなのですよ。」



聖書はアブラハムのことを

「神の友」と呼びます。

彼と神様との親しいやり取りを見れば

うなずけますね。


主は、親しい友を持ちたいと

切に望んでおられる。


心に留めたく思います。









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