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執筆者の写真元気牧師

5月30日(火)



【聖句】


主よ、目を開けていただきたいのです。


(新約聖書・マタイによる福音書20章33節)



【黙想】


主イエスとその一行が

エリコの町を出たとき、

道端に二人の盲人が座っていました。


大勢の群衆の喧騒に

彼らは「何事ですか」と尋ね、

「ナザレのイエスがお通りだ」と

聞くやいなや、

「わたしたちを憐れんでください!!」と

叫び始めました。


周囲の人々がしかりつけて

二人を黙らせようとしますが、

彼らはますます

「主よ、憐れんでください!」と

声を張り上げました。


主イエスは立ち止まり、

彼らに声をかけました。

「何をしてほしいのか。」


二人は言いました。


主よ、目を開けていただきたいのです。



この言葉が、

なんだか今日、

心に響きました。


主よ、私の目も

開けていただきたいのです。


まっすぐに、

まっすぐに、

彼らは祈りました。


見えない目で

まっすぐにイエスさまを見つめて。


主よ、私の目を開いてください。

見えるようになりたいのです。

あなたの恵み、

あなたの慈しみの光が見たいのです!



主はかつて、

預言者イザヤを通して

こうおっしゃいました。


 耳の聞こえない人よ、聞け。

 目の見えない人よ、よく見よ。

 わたしの僕ほど

 目の見えない者があろうか。

 わたしが遣わす者ほど

 耳の聞こえない者があろうか。

 わたしが信任を与えた者ほど

 目の見えない者

 主の僕ほど

 目の見えない者があろうか。

 多くのことが目に映っても

 何も見えず

 耳が開いているのに、

 何も聞こえない。


主よ。

それは私のことです。

ですから、私も祈ります。


主よ、

目を開けていただきたいのです!



あなたはどうでしょうか。

あなたは見えているでしょうか。






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