【聖句】
あなたがたはわたしを求めよ、そして生きよ。
(アモス書5章4節)
【黙想】
この後、主はさらに、
ベテル、ギルガル、ベエル・シェバという地名を挙げて、
これらの場所に行くな、
これらの場所に助けを求めるな、と言われました。
これらはいずれも、
王国の中にあって古来から聖なる場所と認められていたところです。
いわばそこは、祈りの場所であり、
礼拝の場所でした。
しかしそこに「助けを求めるな」といわれ、
そこに「行くな」と主は言われたのです。
主を求める、ということ。
場所とか、儀式とか、方法論とか、
そういうことをかなぐり捨てて
ただひたすら主を求めること。
そこがたとえ礼拝堂ではなく、
マッチ箱のような小さく暗い部屋の中であっても、
たとえ病床に縛り付けられているとして、
そこで主を求めるということ。
たとえべテルに行けなくても、
たとえベエル・シェバに出かけられなくても、
主は「わたしを求めよ」と言われるのです。
あなたが今置かれている場所がどこであっても
あなたが真心から私を求めるなら、
そこがあなたにとっての聖地であり、
そこが私にとっては神殿なのだ、と主は言われるのです。
今、あなたが置かれている場所で主をもとめよ。
あなたが今、置かれている境遇の中で主を呼び求めよ。
そして、生きよ。
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