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執筆者の写真元気牧師

5月12日(金)



【聖句】


命のある限り

恵みと慈しみは

いつもわたしを追う。


(旧約聖書・詩編23編6節)



【黙想】


よく知られている

詩編23編の結びの部分の言葉です。


他の翻訳も見てみましょうか。


 わたしの生きているかぎりは

 必ず恵みといつくしみとが

 伴うでしょう。

 ≪口語訳聖書≫


 まことに、私のいのちの日の限り、

 いつくしみと恵みとが、

 私を追って来るでしょう。

 ≪新改訳聖書≫


 わが世にあらんかぎりは、

 かならず恵みと憐れみと

 我にそいきたらん

 ≪文語訳聖書≫



私が生きている限り、

神様の恵みと憐れみ、

慈しみとが、

必ず自分と共にある。

恵みが追いかけてくる。

私がどこに行っても、

どこまで行っても、

どこにいても、

神様の慈しみが

私を追ってくる。


ダビデはこの詩編は冒頭で、

「主はわが羊飼い」と告白しています。


主はわが牧者。

我はその牧の羊である。


この関係性を思い起こそう。

私たちは主に養われる「羊」であるときが

いちばん幸いで、

いちばん強くあることができるのです。


世界で一番強く、

世界で一番安心していられるのは、

百戦錬磨の一匹狼ではなく、

羊飼いのもとにいる羊です。


わが世にあらんかぎりは、

かならず恵みと憐れみと

我にそいきたらん


かならず、です。

神の「必ず」は、

かならずです。


アーメン。









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