【聖句】
わたしたちの助けは
天地を造られた主の御名にある。
(旧約聖書・詩編124篇8節)
【黙想】
この御言葉は伝統的に、
礼拝への招きの言葉として
礼拝の最初に
会衆に向かって宣言される言葉です。
礼拝の冒頭に
この御言葉が宣言されるのを聞くと
私たちの固く縮こまった小さい心が
ふっと緩み、
ぱっと花ひらいていきます。
まるで一人夜の天幕で
鬱々としてたアブラハムを
主が天幕の外に連れ出し、
満天の星空を仰がせて
くださったように―。
主はアブラハムを
外に連れ出して言われた。
「天を仰いで、
星を数えることができるなら、
数えてみるがよい。」
そして言われた。
「あなたの子孫はこのようになる。」
アブラムは主を信じた。
主はそれを彼の義と認められた。
(創世記15:5~)
昨日の主日礼拝。
司式の長老が祈りの中で、
神様が天と地と海と、
そこに満ちるすべてのものを
創造なさった方であることを
告白してくださったとき、
私の心は自分の
小さな天幕の外に出て
万物の造り主なる
大いなる神様の御前に
立たされた思いがしました。
小さな小さな自分が、
大きな大きな神様と向き合い、
礼拝し、交わり、
その偉大な方にむかって
「お父さん!」って
呼びかけることができる。
兄弟姉妹。
あなたの問題が
あなたにとってどんなに
大きくても、
あなたの目の前の壁が
あなたの目にどんなに
高くそびえたっているように見えても、
あなたの抱えている
試練がどんなに解決不可能のように
思われたとしても、
主なる神様にとっては
そうではありません。
天地万物を創造された主には
すべてのことが可能なのです。
だからもう一度聞こう。
もう一度、まっすぐに聞き取ろう。
わたしたちの助けは
天地を造られた主の御名にある。
アーメン!!
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