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執筆者の写真元気牧師

4月3日(水)



【聖句】


すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われた。


(ヨハネによる福音書28章9節)




【黙想】


ずいぶんと久しぶりの更新になってしまいました。

3月のはじめからイースターまで、

いろいろと立て込んでいて、心に余裕がなく、

自分としては、あえてのんびりと、ゆったりと、構えていたつもりでしたが、

やっぱりどうしても、常にコップのふちの表面張力ギリギリみたいな感じだったように思います。


そのようなときに「日々の聖句」を更新しようと思うと、

どうしても「オシゴト」のように、「ノルマ」のように感じてしまう。

だめだ、だめだ、と思うほど、どうしても書けませんでした。

期待してくださっていた方々に心からお詫び申し上げます。


濃霧の中を歩き続けていた一か月間でしたが、

そのぶん、祈りの中でいろいろなことに気づかせていただきました。


そのような中で迎えた今回のイースター礼拝。

わたしは、今回の礼拝を通して、

もう一度神様からの召しを受け止めなおし、

息を吹き返したよう思います。



礼拝説教の備えをしながら、

復活の日のイエスさまのお姿を追いかけながら、

わたしはイエスさまのそばにいさせていただいたような心持になりました。



泣いているマリアの後ろに立たれたイエスさま。

あえて、「前」じゃなくて後ろに。

そして、あえて最初から「マリア」と呼びかけずに、

「なぜ泣いているのか、誰を探しているのか」と声をかけたイエスさま。


エマオへ向かう二人の弟子たちの前に、

さりげなく近づき、あえて「わたしだよ」と言わずに

静かに歩調を合わせて歩き始めたイエスさま。


失意の弟子たちが、ガリラヤ湖で一晩中漁をしている。

でも何も取れない。

ため息。


そんな折、岸辺に立って

「何か捕れたか?食べるものはあるか?」と声をかけるイエスさま。

また彼らのために火を起こしてパンと魚を準備されるイエスさま。


復活の主を目撃した弟子たちがとまどい、

混乱し、あたふたしているところに、

その時を見計らったかのように御姿を現されるイエスさま。


信じられないで戸惑っている弟子たちの前で、

ムシャムシャと焼き魚をほおばって見せるイエスさま。


そして、

復活を告げる天使の御告げを聞いて、

主イエスの墓から一目散に駆けていく婦人たちの行く手に立って、

「おはよう!」と声をかけるイエスさま・・・・。


どのイエスさまも、

微笑みをたたえて、

とっても嬉しそうで、

弟子たちに会いたくてたまらない、

彼らを驚かせ、喜ばせたくてたまらないイエスさまなんです。



わたしは、このイースターにおいて、

わたしにも微笑んでいてくださるイエスさまに出会いました。


あのベタニアのマルタのように、

あれこれ忙しなく過ごしていた私でした。

下手をすれば、小言や不平も出てきそうな私でした。


そんな私に(きっとマルタに対してもそうだったと思いますが)、

イエスさまは微笑みかけてくださいました。


わたしを神の国に引き戻す

イエスさまの微笑み。



今年は3月31日にイースターがあったおかげで、

私は新しい希望に満ちて2024年度を迎えることができました。



あなたのあたらしい出発に、

復活のイエスさまからのあふれるばかりの祝福を祈ります。

































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