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  • 執筆者の写真元気牧師

3月28日(火)




【聖句】


わたしは心を確かにします。

神よ、わたしは心を確かにして

あなたに賛美の歌をうたいます。


(旧約聖書・詩編57編8節)



【黙想】


詩篇57編は、

ダビデがサウルを逃れて

洞窟にいたときのことが背景に

なっています。


サウル王に妬まれ、

命を狙われたダビデ。


親友ヨナタンの計らいで

一人逃亡した彼は、

恐れと不安の中で

ノブの祭司のもとを訪れて

食べ物を求め、

さらに「槍か剣はないか」と

武器を求めました。


なんとそこにあったのは、

かつて少年だったダビデが

ただ主を信頼する信仰のみで

ペリシテの巨人ゴリアトを

打ち取った時にぶんどった

大きな剣だったのです。


ダビデはその剣を見ると、

「それにまさるものはない」と

言い、剣を帯びました。


なんと皮肉なことでしょう。


剣を持つものに

信仰だけで勝利したダビデが、

今、恐れと不安の中で

剣を手にしたのです。


しかし恐れのなかで剣を

手にするものは、

さらなる恐れに襲われるのです。


ダビデは身分を隠して、

かつて自分が戦勝を飾った

ガトの王アキシュのもとに

逃れていくのですが、

いつ自分の身元がばれてしまうか、

そうなれば自分はただでは済まされない、

そんな恐れに追い詰められて、

ついには人々の前で髭によだれを

たらしたり、城門を爪で掻きむしったり、

気が狂ったような演技をしたと

いうのです。


そしてダビデはこの町を出て、

アドラムの洞窟に身を隠しました。


この時のダビデは、

恐れと悲しみ、

不安と焦りで、

平常心を失っていました。


そこには、かつてゴリアトに

信仰と石ころだけで戦いをいどんだ

ダビデの姿はありませんでした。



しかし、

沈黙と暗闇の洞窟の中で、

彼は思い出したかのように

祈りはじめました。


詩篇57編はこうはじまります。


 憐れんでください

 神よ、

 わたしを憐れんでください。

 わたしの魂は

 あなたを避けどころとし

 災いの過ぎ去るまで

 あなたの翼の陰を

 避けどころとします。

 いと高き神を呼びます

 わたしのために

 何事も成し遂げてくださる神を。


彼はこの洞窟の中で

神を呼び求め、

自分が神の翼の陰に

身を寄せることを告白し、

神の憐みと救助を

祈り求めたのです。


そうやって一つ一つ、

祈りをささげるなかで、

彼の心は少しずつ落ち着きを

取りもどしていったのです。


そしてこの詩編は

8節から音色が変わるのです。


 わたしは心を確かにします。

 神よ、わたしは心を確かにして

 あなたに賛美の歌をうたいます。


「わたしは心を確かにします」と

ダビデは言いました。


心を確かにして、

讃美の歌を歌います、と言いました。


荒れ野のど真ん中の

真っ暗な洞窟で、

いつ敵がやってくるかも

分からない危険のただなかで、

彼は落ち着きを取り戻し、

讃美しました。


そして主を讃美しながら、

あの「少年ダビデ」に、

主への信頼だけがすべてだった

ダビデに、戻っていったのです。


兄弟姉妹。

つくづく思わされます。


教会で、家庭で、

車の中で、散歩中に。

いつでもいい。

どこででもいい。

主を讃美すること。

知っている讃美歌を

口ずさむことだけではなく、

こどもさんびか、でもいいし、

なんでもいいと思います。

庭に出て、天を仰ぎ、

両手を天にかかげて

主の御名を呼ぶのだって

いいと思います。


とにかく、

主の御名を呼び、

あなたの心を

確かにするのです。


あなたが、あなたを

押しつぶしている何かを

突き破って

主を讃美をするとき、

あなたを圧迫し、

縛り付けている黒雲が

押し戻されていくのです。


讃美には力があります。

礼拝には力があるのです。


元気だから讃美できる。

たしかにそうでしょう。


でも、実は、

讃美することによって

私たちは力づけられるのです。



今日は最後に、

どんなときでも思い出せる

すっごくシンプルな

讃美の歌を紹介します。

YouTubeで聞いてみてください。


すっごくシンプルな

歌詞とメロディーです。

すぐ覚えられると思います。

これなら、

とっさのときにも歌えるはずです。


https://www.youtube.com/watch?v=M-5ilZr1zc0






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