【聖句】
悪に報いたい、
と言ってはならない。
主に望みをおけ、
主があなたを救ってくださる。
(旧約聖書・箴言20章22節)
【黙想】
この聖句、
実は同じことを
イエスさまも語られ(マタイ5:39)、
パウロ(ロマ12:17,19)や
ペトロ(1ペト3:9)も
手紙の中で書いているのです。
復讐心。
悪に報いたい。
やり返したい。
このような心は
人間の生存本能と
深く結びついていおり、
非常に根深くしつこい感情です。
無理にこの復讐心を押し込め、
忘れようと頑張り、
封じ込めようとするだけでは
かえってこの感情の虜となり、
復讐心によって内側から
むしばまれることになります。
それゆえ聖書は言うのです。
主に望みをおけ、
主があなたを救ってくださる、と。
復讐心を忘れることに
一生懸命になるのではなく、
主に望みをおくこと、
主を信頼すること、
主に期待することに 熱心になりなさい、
というのです。 人間にフォーカスするのではなく、
主にフォーカスすること。
目の前の問題を見つめるのではなく、
主ご自身を見つめること。
悪に報いるのは、
主のなさることです。
主に望みをおこう。
問題を主にまかせよう。
そして、あなたは前を向こう。
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