【聖句】
主は馬の勇ましさを
喜ばれるのでもなく
人の足の速さを
望まれるのでもない。
主が望まれるのは主を畏れる人
主の慈しみを待ち望む人。
(旧約聖書・詩編147編10節)
【黙想】
その人の得意分野によって
神さまのお役に立つことって、
実は結構難しいのです。
得意分野で成功し
人から評価されると、
人はいとも簡単に傲慢に
なってしまうからです。
私たちが召されているのは、
神様に祈ることなしには、
神様の力に全面的に
依拠することなしには、
とうていなし得ないこと、
だと思います。
神様と共にでなければ
決して歩けないような場所を
神様を信じて
神様と共に歩いていくこと。
それは何度も倒れる道です。
何度も涙する道のりです。
でもそのたびに、
主に助け起こしていただき、
主に涙ぬぐっていただきながら
進む旅路です。
馬の勇ましさによらず、
人の足の速さにもよらず、
日々、注がれる天の露によって。
日々、事あるごとに
主の慈しみをこいねがい、
主に助けていただいて
生きていく。
私たちはきっと、
その日暮らしでよいのです。
主の恵みによる、
その日暮らし。
生かされ、守られ、養われる。
その中で、
主のちからと
あたたかさを味わい知る―。
【小さな祈り】
天の父よ。
あなたが喜ばれる生き方を
させてください。
あなたは馬の勇ましさでも
人の足の速さでもなく、
あなたの畏れ、
あなたの慈しみを待ち望む者を
喜ばれます。
あなたと共にでなければ
決して歩めない道を行きながら
物乞いのように日々
あなたの恵みによって生かされ
励まされながら、
旅を続けていけるように。
あなたを深く知ることが、
私の人生の目的なのですから。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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