【聖句】
人間に頼るのをやめよ
鼻で息をしているだけの者に。
(旧約聖書・イザヤ書2章22節)
【黙想】
私たちの心が
たいへん消沈するときの
大きな原因一つに、
信じていた人に
裏切られたり、
期待していた人が
去っていったり
頼りにしていた人が
いなくなってしまったり
という出来事があると思います。
自分では、
「わたしは神さまを信じている」
「私は神さまだけに信頼している」
と思っているとしても、
実は私たちは
自分で思っている以上に
自分でも驚くほどに、
目に見える「人」を頼りにし
「人」の存在、
「人」の助けを
あてにしているものです。
人を頼りにすること
それ自体は「悪」ではない
ようにも思います。
でもよく考えると、
私たちが
人を頼りにしている分、
神様をあてにしていないの
かもしません。
いかがでしょうか。
不思議なもので、
私たちが神様を信頼する、
その度合いに応じて
私たちはその分、
生きて働かれる神様の
御業に気づけるようになるし、
明確に体験するようにされます。
そもそも、
私たちが目に見える人ではなく
神様に信頼する、
その度合いは、
ほぼイコール、
私たちがどれほど
日々の祈りを捧げているか
に直結します。
祈ることが少ない、
それはすなわち、
わたしがまだ人を
あてにしている、
まだ自分を過信している、
ということです。
もちろん例外もあるかも
しれませんが、
少なくとも私自身の経験
ではそうなのです。
厳しい言葉かもしれませんが
神様はご自身のことを
もっともっと
あなに分かってほしいのです。
気づいてほしいのです。
味わってほしいのです、
主の恵み深さ、
力強さを。
だからもう一度、
受けとりましょう。
主の御言葉。
人間に頼るのをやめよ
鼻で息をしているだけの者に。
【小さな祈り】
天の父よ。
どうか、わたしが
鼻で息する人間に
どれほど頼り切っているか
示してください。
人に期待せず、
すべての背後に、
すべての上にいます主よ、
あなたにのみ期待する
ことを得させてください。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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