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執筆者の写真元気牧師

2月11日(日)



【聖句】


目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。

わたしの助けはどこから来るのか。

わたしの助けは来る

天地を造られた主のもとから。


(旧約聖書・詩編121編1,2節)



【黙想】


礼拝のためにエルサレムの都へ向かう。

朝、家の玄関を出て顔を上げると、

彼がこれから越えていかねばならない

いくつもの山々が目の前に立ちはだかっている。


岩肌むき出しの荒々しい山。

巡礼の旅は試練の旅路でもあります。


彼はその山々を仰ぎつつ自問します。

「わたしの助けはどこから来るのか」と。


そして彼は、すぐさま顔をさらにあげて

力強く自らの問いに答えるのです。


「わたしの助けは来る

 天地を造られた主のもとから」と。



たとえ、あなたの抱えている問題が山のように高くても、

たとえ、あなたが歩んでいく道に追いはぎが潜んでいようとも、

主なる神はその山よりはるかに大きく

追いはぎよりもはるかに強いお方です。


問題ばかりを見つめてはなりません。

まるで問題が「神」であるかのように、

問題ばかりみつめて祈ってはなりません。


しっかり、くっきり、神を見つめてください。

天地万物を造られた神を。

宇宙のすべてを創造された主を。

限りなく、圧倒的に、偉大で、力強い、主なる神を。






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