【聖句】
主よ、わたしの力よ、
わたしはあなたを慕う。
主はわたしの岩、砦、逃れ場
わたしの神、大岩、避けどころ
わたしの盾、救いの角、砦の塔。
ほむべき方、
主をわたしは呼び求め
敵から救われる。
(旧約聖書・詩編18編2-4節)
【黙想】
詩編18編は欄外に
こう記されています。
主がダビデをすべての敵の手、
また、サウルの手から
救い出されたとき、
彼はこの歌の言葉を主に述べた。
心を尽くし、
言葉を尽くして主に
感謝を捧げ、
信仰を告白しつつも、
どんな言葉で言い表しても
なお足りない・・・
そんなダビデの姿が
目に浮かぶようです。
わたしは今回、
特に、冒頭の一句に
心惹かれました。
主よ、わたしの力よ!
わたしたちは、
このような言葉で
主に呼びかけ、
このような言葉で
主を讃美したことがあったでしょうか。
主よ、わたしの力よ!
このような言葉は、
教えられて出るようなものではありません。
まさにダビデが、
敵から、サウルの手から
救い出された、守られた、
この体験の中から
自然と生まれ出た言葉に
違いありません。
主よ、わたしの力よ!
私たちもまた、
主に向かって真心から
このように呼びかけることが
できるようにされたいですね。
主は力ある方です。
主は生きて働かれる方です。
そんな主の力を体験したダビデの
みなぎるような信仰告白が
詩編第18編です。
ぜひ読んでいただきたいと思います。
この詩編は、
祈りというより、
信仰の宣言です。
今日は小さな祈りにかえて、
以下の詩編18編の言葉を
ぜひ声に出して
味わってみてください。
=詩編18編より抜粋=
主よ、わたしの力よ、
わたしはあなたを慕う。
主はわたしの岩、
砦、逃れ場
わたしの神、大岩、
避けどころ
わたしの盾、救いの角、
砦の塔。
ほむべき方、
主をわたしは呼び求め
敵から救われる。
死の縄がからみつき
奈落の激流が
わたしをおののかせ
陰府の縄がめぐり
死の網が仕掛けられている。
苦難の中から主を呼び求め
わたしの神に向かって叫ぶと
その声は神殿に響き
叫びは御前に至り、
御耳に届く。
主は高い天から
御手を遣わしてわたしをとらえ
大水の中から引き上げてくださる。
敵は力があり
わたしを憎む者は
勝ち誇っているが
なお、主は
わたしを救い出される。
彼らが攻め寄せる災いの日
主はわたしの支えとなり
わたしを広い所に導き出し、
助けとなり
喜び迎えてくださる。
主よ、あなたは
わたしの灯を輝かし
神よ、
あなたはわたしの闇を
照らしてくださる。
あなたによって、
わたしは敵軍を追い散らし
わたしの神によって、
城壁を越える。
主のほかに神はない。
神のほかに我らの岩はない。
神はわたしに力を帯びさせ
わたしの道を完全にし
わたしの足を鹿のように速くし
高い所に立たせ
手に戦いの技を教え
腕に青銅の弓を引く力を
帯びさせてくださる。
あなたは救いの盾を
わたしに授け
右の御手で支えてくださる。
あなたは、自ら降り
わたしを強い者としてくださる。
わたしの足は大きく踏み出し
くるぶしはよろめくことがない。
*ね、すごいでしょ!!
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