【聖句】
悩みの日にわたしを呼べ、
わたしはあなたを助け、
あなたはわたしをあがめるであろう。
(旧約聖書・詩編50編15節・口語訳)
【黙想】
主は「悩みの日にわたしを呼びなさい」と言われます。
決して、何か難しいことが言われているわけではありませんね。
わたしを呼びなさい!
うーん、もしかしたら私たちは、
難しく考えすぎなのかもしれません。
難しく考えすぎて、
「呼ぶ」のではなく、
何かガチャガチャと「説明」しはじめてしまうのかもしれません。
主は「私に説明せよ」ではなく、
「私を呼びなさい」と言われたのです。
ぜんぜん話がズレるようですが、
何かの講演とか会見とかの後で質疑応答の時間になったとき、
ただ講演者に質問するだけなのに、
前置きだかなんだか知りませんが、
よくわからないことをウダウダと話す方がたま~にいますよね。
「で、結局何が言いたいの?何が聞きたいの?」と言いたくなるような。
私たちの祈りが、そのようなものになってしまっていないか、
と顧みたいと思うのです。
主は、「わたしを呼べ」と言われたのです。
だから、本当にシンプルに、主を呼びたいと思います。
私たちは「天の父なる神様」と呼びかける言葉を、
まるで、後につづく祈りのための枕詞のようにしてしまっているかっもしれませんが、
ある意味では「天の父よ」と呼びかけることこそ祈りのすべてなのです。
心を込めて、主を呼びましょう。
心を込めて主を呼ぶことから、祈りを始めてみよう。
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