【聖句】
まことの神、主よ、
御手にわたしの霊を
ゆだねます。
(旧約聖書・詩編31編6節)
【黙想】
激しい戦いと苦しみの中で、
神に緊急の助けを叫び求め、
懸命に神への
信頼を告白する祈り。
それが詩編31編です。
この詩編31編は古来より
ユダヤ人たちが夕べの祈り、
眠りに就くときの祈りとして
重んじられてきました。
まことの神、主よ、
御手にわたしの霊を
ゆだねます。
これはイエス・キリストが
十字架の上で最後、
息を引き取られる直前に
お捧げになった祈りでもあります。
驚くべきことです。
主イエスはあの十字架の上で
その苦しみと死のただなかで
まさに息を引き取ろうとする
そのときに、
ご自分が幼いころから
慣れ親しんできた夕べの祈りを、
神にすべてをゆたねて
眠りに就くときの祈りを
おささげになったのです。
父よ、わたしの霊を
御手に委ねます。
この祈りの中に
まことの平安があります。
そこがどのような場所であっても
どのようなときであっても、
私たちは父なる神に
委ねることができます。
この祈りで一日を終える。
そうやって旅を続ける人は
旅路を終えるときにも
安んじて言えるのです。
まことの神、主よ、
わたしの天のお父様。
御手にわたしの霊を
ゆだねます。
この詩編31編が今、
ウクライナの人々を
支える祈りになっているそうです。
防空壕で、
避難先で、
瓦礫に囲まれて、
悲しみと痛みの中で
彼らはこの詩編を
読み続けています。
【小さな祈り】にかえて
ウクライナの人々が
詩編31編の言葉で
祈っている姿をご覧ください。
ウクライナ語ですが、
彼らが開いているのは『聖書』。
読んでいるのは、
詩編31編です。
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