【聖句】
人を恐れるとわなにかかる。
しかし主に信頼する者は守られる。
(旧約聖書・箴言29:25[新改訳])
【黙想】
この聖句を受け、
口を真一文字に結んで
「よし、人を恐れないようにしよう!」と決断しても、
正直、あまり意味がありません。
あなたがなすべきことは、
人を恐れないことではなく、
主を畏れ、
ただ主にのみ信頼を置くことです。
主との親密な間柄をあたため、
主が生きて働かれる神であることを
身をもって味わい知り、
そうやって、
まことに主を畏れるようにされることです。
人間を恐れない人になろうとするのではなく、
ただ神のみを畏れ、
主を信頼することに一生懸命になってください。
そうすれば、不思議と、
私達は人を恐れなくなります。
人間を相手取って生きるのではなく
常にまず神様を相手にすること。
そして腕っぷしで戦うのではなく、
膝(祈り)で戦うこと。
向き合う相手と
戦い方を間違えなければ大丈夫。
サムエルの母ハンナを思い出して。
彼女は、いつも自分につらく当たり
常にいじめてくるペ二ナを相手取るのではなく、
神に向き合い、
祈りの戦いをしました。
そして、
神に守られ、
神によって勝利したのでした。
【小さな祈り】
主よ。
あなたの御言葉を思い返すよりも、
あの人の言葉を何度も反芻していました。
そのたびに自分で自分を苦しめていました。
思い返すならあなたの言葉ですね。
反芻するなら主の御言葉ですね。
どうか主よ、
あきれるほど人ばかりを見、
うんざりするほど主を忘れる私を助けてください!
「なんであの人はあんなことするのだろう」。
「なんであの人はこんなこと言うんだろう」。
どうでもいいことを思い巡らし、
自分に突き刺さったナイフをさらに押し込むようなことを、
わたしはしていたのです。
はじめて買い物に行く子どもが
買うものを繰り返し口ずさみながら歩くように、
ちょっと変な人だと思われてもいい、
わたしもあなたの御言葉を、
繰り返し繰り返し、
つぶやきながら生きていきたいです。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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