【聖句】
罪人らのことに心を燃やすことはない
日ごと、主を畏れることに心を燃やすがよい。
確かに未来はある。
あなたの希望が断たれることはない。
(旧約聖書・箴言23章17-18節)
【黙想】
ある人はこう言いました。
「人の人生は、何に夢中になっているかで決まる」。
あなたは何に一生懸命になっていますか?
何に夢中になっていますか?
「罪人らのことに心を燃やすこと」に一生懸命になっていませんか?
「そんなことはない」とおっしゃるかもしれません。
ほんとうにそうでしょうか。
夢中になっているというのは、
「そのことばかり考えている」ということです。
もしあなたが、あなたに罪を犯した者のことばかり考えているとすれば、
あなたは、罪人らのことに心を燃やしているのです。
まるで乙女が恋人からの手紙を日に何度も何度も読み返してはため息するように、
あなたは幾度も幾度も、あの人の言葉を心の中で再生してはため息している。
だとすれば、そう、
あなたは罪人に夢中なのです。
ではどうすればよいのでしょうか。
単純なことです。
「日ごと、主を畏れることに心を燃やす」ことです。
では具体的にどうすればいいのでしょうか。
これもまた単純なことです。
「神様からの手紙を何度も読む」ことです。
神様の言葉をあなた自身に読み聞かせてください。
子どもが親に何度も何度も同じ絵本を読んでほしいとせがむように、
あなたも、子どものようになって、あなた自身に、
何度も何度も同じ言葉を読み聞かせてほしいとせがんでください。
神の言葉は、単なる活字ではなく、それ自体に力があるのです。
ヘブライ4章に「神のことばは生きていて、力がある」とあるとおり。
同じ時間を使い、同じように夢中になるなら、
神の言葉を繰り返すことに時間を使おう。
具体的なアドバイスをします。
せっかく毎日「日々の聖句」の配信があるのですから、
毎日アップされる一つの聖句を、
何度も見返してください。
何度も口ずさんでください。
少し時間がある方なら、
「日々の聖句ノート」を作ってノートに書き出しておく。
インスタでご覧の方は、
しおりマークの保存機能を使って後から何度も見返したり、
同じように聖句を配信してくれているいろいろなアカウントをフォローしたりして、
御言葉が自分に集まってくるようにする。
自分自身を常に御言葉のそばに置いておくのです。
聖書にも、書いてありますよ。
いかに幸いなことか
主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
その人は流れのほとりに植えられた木。
ときが巡り来れば実を結び
葉もしおれることがない。
(詩編1編2-3節)
【小さな祈り】
主よ、お助け下さい。
恐れるとき、
心配なことがあるとき、
人から傷つけられたとき、
私の頭の中では洪水のように
人間の言葉、悪魔の誘惑が、ぐるぐる回り、
ぐつぐつ煮えたぎっています。
そして、どんなに頑張っても、
その思いを、それらの言葉を捨てること、
断ち切ることができないのです。
なんと惨めなことでしょうか。
主よ、どうか、あなたの言葉を、
いのちの言葉を、
豊かに宿させてください。
私は、弱い自分を認めます。
どうかあなたの御言葉を、
蓄えさせてください。
まるで非常食のように。
・
・
*あなたの言葉で祈りましょう。
・
・
アーメン。
Comments