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10月8日(日)

執筆者の写真: 元気牧師元気牧師


【聖句】


あなたには、わたしのほかに、

ほかの神々があってはならない。


(旧約聖書・出エジプト記20章3節)新改訳



【黙想】


これが、エジプトを脱出した神の民に与えられた

第一の憲章です。


あなたには、わたしのほかに、

ほかの神々があってはならない。


「あってはならない」って聞くと

単なる注意事項、禁止事項のように思えますが、

これは禁止事項以上のことです。


あなたには、他の神々はない。ないはずだ。

なくて当然だ。そうだろう?

絶対そうに違いない。

あなたが私をおいて

ほかの神々を持つなどあり得ない。

・・・このようなニュアンスの言葉です。



夫と妻に置き換えたら少しクリアになるかもしれません。


心から妻を愛し、

妻のためにならどんな愛の労苦をもいとわない夫がいる。

妻もまた、そんな夫の愛に満たされ、

夫の力によって守られている。


そのような愛する妻に向かって、

夫が言うのです。


あなたには、他の夫はいない。

それは当然ではないか。

絶対に、他の夫はいない。そうに違いない。

あなたが私をおいて

ほかの男のところに行くなどあり得ない。



翻って、私たち自身に思いを致したいのです。


あなたにとって神は、主ただお一人ですか。

本当にそうですか。


「主を信じています、主を捨てるはずありません。」


そうかもしれません。

しかし主なる神様がおっしゃっているのは、

ご自分を捨てるか捨てないか、ではなく、

「わたしの他に、ほかの神々があるのかどうか」ということです。


浮気をしていないかということです。

霊的姦淫の罪を犯していないかということです。

のちのイスラエルがそうであったように・・・。


彼らは主の神殿で主を礼拝をしながら、

偶像の神々の前でもひれ伏し、

その神々の前でも踊ったのです。


大切なのは、

自分がどう感じるかではありません。

夫である主がどれほど心を痛めておられるか気づくことです。

主の涙に気づくことです。



あなたには、わたしのほかに、

ほかの神々があってはならない。


ちょっとだけなら、ではないのです。

ここはぶれちゃいけない。






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