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執筆者の写真元気牧師

10月6日(木)



【聖句】


この希望が失望に終わることはありません。


(新約聖書・ローマの信徒への手紙5章5節[聖書教会共同訳])




【黙想】


もし、今、あなたが失望しているなら、

それはまだ「途中」なのです。


だって聖書が、

「この希望は失望に終わらない」と約束しているのですから。


神様の約束に根拠を持つ「この希望」は、

必ず成就する。必ず喜びに終わる。必ず讃美が生まれるのです。



もし、あなたのうちに、

今までの人生で何か失望に終わってしまったことがあるなら、

それもまた、まだ「途中」なのです。


あなたの目に、それはもう失望に終わったものなのかもしれない。

でも神の目に、それはまだ終わっていない。


だって聖書は、

「この希望は失望に終わらない」と約束しているのですから。



まだ途中なのです。

まだ終わっていないのです。

私たちが主にあって抱く希望は、最後、失望に終わることはありません。

この希望が私たちを裏切ることはありません。


自分の内側に希望のカケラすら見いだせなくても

心配しないでください。


私たちが主にあって抱く希望を決して失望に終わらせないのは、

神さまだけがなせる業だからです。


必ず最後、神様は約束を固く守り、

私たちの味わったあの失望の深さは、

そっくりそのまま、よろこびの深さにかえられます。


悲しみが深ければ、それだけ、

あなたを待つ喜びは深いとすら、言えるのです。



【ちいさな祈り】


天の父なる神様。

あなたから目を離せば、

あなたの約束から目をそらせば、

わたしは途端に恐れと不安の海に沈んでいきます。


「この希望が失望に終わることはありません。」

「この希望が失望に終わることはありません。」

「この希望が失望に終わることはありません。」


何度でも、何度でも、

主よ、あなたの約束を私の心に語り聞かせます。


主よ。

子どもが欲しかったものを得たときのように、

衆目の前で上着を脱ぎさって喜び踊り続けたダビデのように、

この私が、あなたの御前で踊り、歌い、喜びの涙を捧げるときまで、

私が希望を抱き続けることができるようにしてください。

そしてこの希望がわたしを生かしてくれますように。

私がダメになったとき、

この希望がわたしを復活させてくれますように。

*あなたの言葉で祈りましょう。

アーメン。



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