【聖句】
もし、神がわたしたちの味方であるなら、
だれがわたしたちに敵し得ようか。
(新約聖書・ローマの信徒への手紙8章31節[口語訳])
【黙想】
とてもシンプルな真理です。
神様は、その独り子イエスさまをお与えになるほど
私達を愛していてくださる。
神様が、私たちの味方でいてくださる。
だから大丈夫なのです。
誰も、何も、
私たちに敵することはない。
何人も、何ものも、
私たちを打ち負かすことはできない。
私達が強靭な精神力を持っているからではありません。
私たちの主なる神様が強いからです。
本当に、本当に、シンプルなこと。
でもこのシンプルなことがなかなか分からない。
私達は恐れなくてもよいものを恐れている。
もう勝利しているものと、まだ「戦おう」としている。
なかなか分からない。
キリストにおんぶに抱っこでいいのに、
どうしても自分が、自分が、となる。
端的に申し上げます。
信仰の戦いは、
腕力がものをいうキック、パンチ、の戦いではありません。
信仰の戦いは、
どこまで自分の力を手放すことができるか、
という戦いです。
神の力が現れる、そのためには、
私達は力を捨てなければなりません。
主はこうおっしゃいました。
「力を捨てよ。知れ、わたしは神。」
(詩編46編1節)
「主があなたたちのために戦われる。あなたたちは静かにしていなさい。」
(出エジプト記14章11節)
10月31日。
今日は505回目の宗教改革記念日。
あなたの内なる「宗教改革」、信仰革命が、
起こるようにとー。
【小さな祈り】
天の父よ。
なけなしの力。
あるかなきかのチカラ。
でもなかなか捨てきれません。
頑張ってしまう。
私が、私が、と、
「我」が前に出てしまう。
環境のせいでも、
タイミングのせいでもなく、
このわたしが、あなたの御業が、御力が
現わされるのを妨げているのです。
主よ、
あなたは私たちの強さではなく、
私たちの弱さに惹かれる方であり、
私たちの弱さを通して栄光を現すことを好まれます。
どうか私が、
赤ん坊のように、あなたに頼り切って生きる生き方へと
踏み出すことができますように。
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*あなたの言葉で祈りを。
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アーメン。
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