【聖句】
主はあなたを守って、
すべての災をまぬがれさせ、
またあなたの命を守られる。
(旧約聖書・詩編121編7節[口語訳聖書])
【黙想】
約束を伴う神の御言葉。
何も足さず、何も引かず、
このまま、このまま、アーメン、と受け取るに限る。
御言葉を理解する秘訣は、
語学でも才能でも学識でもなく、信仰です。
神の言葉を、神の約束を、
まさに神の言葉、神の約束として受け取ることです。
これに尽きると思います。
もちろん聖書や教理の学びはとても重要で、
とても有用なものです。
しかしわたしたちはしばしば、
聖書の「オベンキョウ」や、
御言葉の「カイシャク」に逃避して自己満足に陥り、
頭だけ大きくなってその実、
まったく主の御言葉に「従う」ことをしなくなるのです。
御言葉は、頭で理解するものではなく、
霊において味わい、
肉体をもって知るものだと私はつくづく思わされています。
たとえば「神の国と神の義を第一にしなさい。
そうすれば必要なものはみな加えて与えられる」という主の約束を聴く。
この御言葉は、ただ聴いただけでは何も起こりません。
聴いて、受け取って、ほんとうに自分の生活を変えていく、変えられていく、
そういう道に踏み出していくまで、
神様が本当に必要を満たしてくださる方であることを味わうことはできません。
兄弟姉妹、だからまず、聖書の約束を、
神からのゆるぎない約束として受け取ってください。
たとえ今自分の目の前に繰り広げられている光景が、
神様の約束と相容れないようなものと思えても、
それでもなお、神様の約束は必ず実現すると信じてしまうのです。
悲しみや苦しみの中にある人にとっては
無理難題のように聞こえるかもしれませんし、
難儀なことを勧められているように感じるかもしれません。
しかし、信じてください。
信じないほうではなく、信じるほうを、選び取ってください。
【小さな祈り】
主よ。
あなたの御言葉を信じるほうを、
わたしは選びます。
主は私を守って、
すべての災をまぬがれさせ、
私の命を守ってくださる。
信じます。
主が御言葉のとおり私にしてくださると、
期待し、信頼します。
危機や問題にではなく、
あなたに目を注ぎます。
問題を乗り越えること自体にではなく、
あなたに委ね、あなたに信頼することに
力を注ぎます。
主よ、あなたの御言葉が真実であり、
あなたは生きて働かれる唯一まことの神であられることを、
この私に知らしめてください。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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