【聖句】
イエス・キリストは、きのうも今日も、
また永遠に変わることのない方です。
(新約聖書・ヘブライ人への手紙13章8節)
【黙想】
なぜか、ふとしたときに思い出す聖句なのです。
そしてそのたびごとに、
不思議に平安を与えられるのです。
主イエスは、変わらない。
その約束も、その御言葉も、御心も、
変わることはないということです。
私たちはしばしば、
神の恵みを見失います。
心に平安を失い、
主イエスが遠くにおられるように感じられることがあります。
しかしそのようなとき、
私たちは気づきたいと思います。
変わったのは神さまではなく、
私たちのほうです。
離れていったのは主イエスではなく、
私たちのほうです。
私たちはしばしば、
「神様、わたしと共にいてください!」と祈ることがあります。
この祈り、間違ってはいません。
でも、思い出してください。
イエスさまは天にお昇りになるとき、はっきりと約束してくださいました。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と。
そして今日の聖句にはこうありました。
「イエス・キリストは、昨日も、今日も、また永遠に変わることのない方です」と。
主の約束は、変わらない。
だから、主イエスはいつも共におられるのです。
今日も。今この時も。
だとすれば、私たちはある意味ではもはや、
「主よ、共にいてください」と祈る必要はない、と言えるのかもしれません。
だってそうでしょう、
すでに、いつも共にいてくださるお方に、
「共にいてください!」とお願いすることになるわけですから。
むしろ祈るべきはこうです。
共に祈りましょう。
【小さな祈り】
主よ、
あなたがいつも私と共にいてくださることを信じて感謝致します。
どうか、わたしがあなたから離れることのないように助けてください。
どうか、わたしがあなたの約束を忘れてしまわぬように助けてください。
わたしが罪を犯してあなたを遠くに感じるとき、
わたしが御言葉を忘れてあなたの愛が分からなくなるとき、
あなたが私を呼んでくださいますように。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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