【聖句】
私たちに立ち向かって来た
このおびただしい大軍に当たる力は、
私たちにはありません。
私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。
ただ、あなたに私の目を注ぐだけです。
(旧約聖書・歴代誌下20章12節)新改訳
【黙想】
おびただしい大軍に攻め寄せられ、
人間的な計算式では敗北が目に見えているのです。
何度味方の数を数えても、
どれほど倉庫の中の武器をかき集めても、
勝ち目はないのです。
その時ユダのヨシャファト王は
全国民に対して「祈り」を呼びかけました。
なすすべなきときに、なおもなすべきことは、
「祈り」ただこの一点に尽きます。
なすすべなきときも、
なお「祈る」ことができる。
祈りはじめた人は、
救われはじめている人です。
ヨシャファトは言いました。
・・・・
私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。
ただ、あなたに私の目を注ぐだけです。
・・・・
正直な祈りです。
正直に、まっすぐに、ありのままを祈り始めるとき、
人は神に目を注ぎ始めます。
祈りは、神に眼差しを移し、
神に目をとめることです。
目の前の状況に目をとめるのではなく、
神に目を注ぐのです。
あなたにできないこと、
人にはできないことでも、
神にはお出来になります。
いま、神に目を注ぎ、
神にできないことは
何一つないことを思い起こしてください。
こう祈ってください。
・・・
神様。
今、わたしはあなたに目を注ぎます。
天地を、全宇宙をお造りになった方よ。
愛するわたしのお父さん!
あなたはどんなことでもおできになります。
あなたの御腕の力を思い、
あなたの恵み深さに目をとめます。
わたしがこの試練の中でも
あなたのもとに留まりつづけ、
あなたの輝きに目を注いて
喜んでいられるように助けてください。
主よ、あなたはわたしの目の前の壁よりも
はるかに高く、偉大な方。
どうかあなたの大きさを、
わたしに見せてください。
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アーメン。
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