【聖句】
なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、
前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召して、
お与えになる賞を得るために、
目標を目指してひたすら走ることです。
(新約聖書・フィリピの信徒への手紙3章13,14節)
【黙想】
先の日曜日午後の信徒修養会。
小堀康彦牧師のお話の中で、
私たちはいろいろな気づきを与えられたことと思います。
私自身も、いくつも印象に残った教えや言葉がありましたが、
特に印象に残ったのは、次のような言葉です。
・・・・
キリスト者は、どんなに状況が厳しいものでも、
どんな困難や絶望的な状況にぶつかっても、
これが終わりではない、ということを知っているのです。
終わりは、イエス・キリストによってもたらされるのです。
・・・・
たとえば。
愛する者との別れ。
「これで終わりだ」と思うかもしれない。
でも、そうではない。
これで終わりではないのです。
これで終わりなのだと思えば、
後ろを振り向き、過去を見つめて生きることになるでしょう。
でもそうじゃない。
愛する者は、向かっていく先にいるのです。
これで終わりじゃない。
愛する者は御国にいる。
私達が向かっていく先にいるのです。
だから、私たちは前を向く。前に進む。
本当の「終わり」を目指して、
イエスさまが与えてくださる本当の「終わり」を待ち望んで、
生きていく。
・・・・
なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、
前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召して、
お与えになる賞を得るために、
目標を目指してひたすら走ることです。
・・・・
キリスト者は、
どんなに状況が困難で厳しくても、
これが終わりではない、これで終わりではないと知っているのです。
忘れられない言葉です。
これで終わりじゃない。
これが終わりじゃない。
アーメン。
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