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1月25日(木)

執筆者の写真: 元気牧師元気牧師

【聖句】


激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、

水浸しになるほどであった。

しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。


(新約聖書・マルコによる福音書4章37,38節)



【黙想】


以前仕えておりました教会で、

会堂建築、牧師館建築事業に漕ぎ出した時、

激しい突風が起こり、

舟は波をかぶって、水浸しになり、

少なくとも思いとしては「ああ~沈没する!」と思い悩む日々を過ごしました。


その時、わたしは、

しばしば今日の聖句を思い出しました。


嵐の夜の海。

小さな舟。

慌てふためく弟子たち。


そんな弟子たちのそばで、

枕して眠っておられるイエスさま。


絶対に恐れる必要はない状況で、

弟子たちは恐れるのです。


なぜでしょう。


イエスさまが私達と共におられることを

忘れていたわけではありません。


自分たちと共におられるイエスさまが、

どれほどのお方であるのかを知らなかったからです。


私達もしばしば、

イエスさまが共にいてくださることは忘れていないとしても、

イエスさまがどれほどのお方であるかを忘れて、

慌てふためくことがあるのではないでしょうか。


恐れる必要はありません。

イエス・キリストは神であり、

天地万物を創造された父の独り子であり、

全宇宙の主であり、

あなたのために十字架にかかって、

すべてを注ぎつくしてくださった友だから。



あの頃、私は、オランダの画家レンブラントの

「ガリラヤの海の嵐」という絵を額に入れて飾り、

事あるごとに眺め、見つめ、祈っていました。







 
 
 

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