【聖句】
神に逆らう者は悩みが多く
主に信頼する者は
慈しみに囲まれる。
(旧約聖書・詩編32編10節)
【黙想】
主の慈しみ。
それは、ふわふわした、
弱々しいものではありません。
ヘブライ語では、
確固とした、
頑丈で丈夫な、
ゆるぎない、確固とした
確かな愛を意味しています。
語感としては、
要塞とか砦とか、
そういうものをイメージしてよいと思います。
主に信頼する者は、
このような堅固な愛、
確固とした神の慈しみに
「囲まれる」というのです。
慈しみの砦の中におかれているとすれば
どこにいても大丈夫ですよね。
さて、ここで大切なことは
わたしたちが「主を信頼する人」になることですね。
主に信頼するってどういうことでしょう。
実はとても単純なことなんだと思います。
「主に信頼する者」の反対は、
「主に逆らう者」とあります。
信頼するというのは、
主の御言葉に従うということ。
主の御言葉を素直に
受け入れるということです。
たしかに、
「あなたを信頼するけれど、
あなたの言葉は信じない」
・・・っていうのは矛盾ですよね。
箱舟を作ったノアにしても、
旅空に歩んだアブラハムにしても、
幕屋を建築をしたときのモーセにしても、
一貫して語られているのは、
彼らが「主に言われた通りに」したということ。
私たちも、
主の御言葉の通りに生きてみよう。
祈ろう!
【小さな祈り】
主なる神様。
あなたの御言葉のとおりに
生きられたらどんなに分かっています。
でも、もうだいぶ長いこと、
この手で握ることができる安心安全に
すがって生きてきてしまいました。
あなたの御言葉こそが、
いちばん安全で、
あなたの御言葉に生きることこそが
いちばん安心であることを、
わたしは知りたいです。
頭では分かっているのです。
全身全霊で、
御言葉に生きる安心安全を、
喜びと楽しさを、
味わわせてください。
どうか主よ、
わたしをお取り扱いください。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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