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1月20日(土)

  • 執筆者の写真: 元気牧師
    元気牧師
  • 2024年1月20日
  • 読了時間: 2分


【聖句】


直ちに、身に着けている飾りを取り去りなさい。

(出エジプト記33章5節)



【黙想】


そして、

「イスラエルの人々は、ホレブ山をたって後、飾りをはずした」と続きます。


主なる神をいただいた民でありながら、

イスラエルの人々は自分たちの飾りを外し、

それを溶かして金の子牛をこしらえ、

その偶像を神と仰いで礼拝したのでした。


この信じられない有様に、

当然、主は憤られモーセは怒りました。


そのような中で主は、

「直ちに、身に着けている飾りを取り去れ」と命じられたのです。



「飾りを取り去れ!」

このご命令は、時を越えて

私たちの心にも迫ってくるものがあるように思うのですが、いかがでしょうか。


昔、若い神学生がある教会で礼拝説教の奉仕をしたときのことです。

礼拝が終わった後、指導牧師が近づいてきて、

彼の背広の胸ポケットを指さしてこう言ったそうです。


「背広のポケットには光るものを入れるな。」


神学生はあわてて、

胸ポケットに差していた万年筆をしまったそうですが、

後々ゆっくり振り返ったとき、こう思ったそうです。


「先生は万年筆のことを言ったんじゃなくて、

説教者として『飾りを取り去れ』ということを仰りたかったんじゃないか」と。


説教者には、キラリと光るものがあってはいけない。

そういう教えとして受け取るべきだと、のちに思ったそうです。



身に着けている飾りを取り去ること。

それは、私にとってはどういうことだろう。

あなたにとっては何を意味するのだろう。










 
 
 

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