
【聖句】
神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。
苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
(旧約聖書・詩編46編2節)
【黙想】
「避けどころ」とは、避難所という意味。
神様ご自身が、私たちの避難所であると詩編は言うのです。
1月7日の日曜日。
輪島の避難所の片隅の寒い廊下で、
輪島教会の牧師と兄弟姉妹4人がこの詩編の御言葉を聞き、
祈り、讃美したと聞きました。
神様こそが、私たちの避難所。
神様は苦難の時、必ずそこにいて、助けてくださる。
詩編はこう続きます。
・・・・
わたしたちは決して恐れない
地が姿を変え
山々が揺らいで海の中に移るとも
海の水が騒ぎ、沸き返り
その高ぶるさまに山々が震えるとも。
・・・・
たとえどんなことがあっても恐れない、ということです。
私たちは、自分の身に何か困難が降りかかった時のことを思い、
「わたしはとてもこんな風には思えないだろう」と感じるかもしれません。
でも、そうじゃないと私は思います。
きっとそのときには、
神さまがあなたを力づけてくださいます。
神さまがあなたに天使を遣わしてくださいます。
神さまがあなたの信仰を引き上げてくださいます。
最初の殉教者ステファノ。
彼は人々から石を投げつけられながらも
顔は輝きに満ち、天を仰いでキリストを見、
人々の赦しを祈りつつ召されていきました。
わたしには、とてもあんなふうにできない!
そうかもしれません。
でもきっと、ステファノはあの時、
神さまによって特別に力をいただいたのです。
わたしは信じます。
きっと神様は、私のことも強めてくださる。
特別な力を注いでくださる。
乗り越えることができるようにしてくださる。
あなたも、今日まで、そうやって生きてきたのです。
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